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#25

Last Message(TR 吉田彩音)


TR 吉田彩音


入学当初アメフト部に勧誘され、どんなスポーツかもわからないまま、部の雰囲気の良さにつられて入部を決めました。私は元々体のつくりに興味があったため、トレーナーとして部に携わることにしました。入部したてのときは、かっこいい先輩の姿を見て、「こんな風に私にも選手のサポートができるのか不安だな」という気持ちでいっぱいでしたが、優しく、褒め上手な先輩やチームドクターの指導のおかげでモチベを落とさず、テーピング練習や、怪我に対する勉強に取り組むことができました。

しかし、2年目には辞めてしまう子も多く、支え合える同期スタッフが一人もいないという状況でした。困ったことがあったとき、辛いことがあったとき、上手くいかなかったとき、何度も心が折れて部活を辞めようか考えてしまったこともありましたが、優しくて頼りがいのある選手や先輩後輩スタッフたちに何度も救われてきました。私が4年間部活を続けられたのは、周りの方々の助けがあってこそだと思っています。

この4年間を振り返ると、選手に頼ってもらうことができたり、テーピングを巻けるようになったり、スポーツ医学検定を取得できたり…自分がこんなに成長できるとは思ってもいませんでした。入部したときは先輩たちのように、「かっこよくて頼りになる先輩らしい先輩」を目標にしていましたが、実力とは裏腹に、先輩とは思えないと言われたり、タメ口で話してくれたり、自分が描いていた理想とはかけ離れたポンコツな先輩になってしまいました。ですが、それだけ親しみやすい存在になれたんだなと開き直りました。トレーナーにとって、親しみやすい人=怪我人に心を開いてもらいやすく、相談しやすい人だと思っているので、嬉しい限りです。

アメフト部での経験を振り返り、こんなにも成長できるチャンスは滅多にないことだし、人生においてとても貴重な時間だと思います。雰囲気につられて決めた入部でしたが、全く後悔はしていないし、あの頃アメフト部への入部を選択した自分に感謝しています。残された時間は少ないですが、最後までみんなと楽しく部活動に励みたいと思います。


怪我をした際、不安なことがある際には、しっかり相談してください。最後まで全力でサポートさせていただきます!💪🏻


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